「ほぼ日の學校」は、1日150万PVを誇るWEBメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する株式会社ほぼ日の新規事業の撮影スタジオである。本物の學校はアプリの中にあり、授業収録や参加のためのリアルな場として文化複合施設神田ポートビル内につくられた。

東京大学が創設される等、文教の地としての歴史ある神田にて、学び舎としてのアーチやレンガ、腰壁や欄間などロッカーなどクラシカルなエレメントから空間を発想し、そのエレメントとエレメントの間をテクスチャーやモチーフをしりとりの様に連想し、デザインながら配置してくことでバラバラな部分が全体でつながっていくようにデザインしている。

これからの「学び」を発信する拠点にふさわしいような、流行り廃りに影響を受けないクラシックとなるべく、古典的なマテリアルを使いつつ、新しい素材や設備を採用することで、新しい学びの聖地づくりを目指した。

主要用途：スタジオ、オフィス
所在地：東京都千代田区
建物竣工年：1964年
主要構造：鉄筋コンクリート造
竣工：2020年
撮影：長谷川健太、千葉真人（3,10）
共同設計：VACANCES Inc
照明設計：杉尾篤照明設計事務所

Principal Use: Studio, Office
Location: Chiyoda-ku Tokyo
Structure: RC
Completion: 2020
Photo: Kenta Hasegawa, Masato Chiba (3,10)
Collaboration: VACANCES Inc.
Lighting Design: SUGIO LIGHTING OFFICE